何時ものことながらかなり狭い話。
2年ほど前に Raspberry Piを購入した。その時はリモートで監視カメラのような動体検知して録画したりする用途を想定していたんだが、その後 Amazonで検索すると 数千円でそうしたカメラが購入できることが分かって、わざわざ Pythonでプログラムをコーディングして・・・というのが億劫にもなってしばらく放置状態だった。
そんな中 以前から岡谷との往復生活でデータのコピーをクラウドに置いて作業していたんだが、メインで使っている Mega Cloudという無料サービスがどうもあまり安定しない。Windowsだと確実に同期出来るんだが Puppyだと時々同期できなくなってしまって、それを回復する方法もイマイチ情報が少なくて最近は諦め気味。
こんな不安定なサービスよりも自宅でサーバーを立てて VPNで接続すれば全て解決するだろうと目論んで、どこかで見た記憶がある Raspberry Piに OpenMediaVault という VPNサーバーをインストールしようと画策。丁度 Raspberry Pi4も 1TBのUSB接続のSSDも空いているので、後はソフトは全てフリーで提供されていて出費「ゼロ」というのが一番の理由。更にストレージが SSDなら 市販NASの HDDのような回転部分を無くせるのも嬉しい。(Raspberry Piには空冷用のファンがあるが)
さて Webに山と見つかる How toページからなるべく新しい記事の中から適当に選んだページに従って作業を進めたが、やはり一筋縄では行かない。
Raspberry Piの O/Sのインストール ( Pi OS(x64)Lite )までは問題なさそうで、他のPCから SSH接続も出来てターミナルコマンドも実行できている様子だが、ssh経由で行う OpenMediaVautのインストールで躓いた。最初アチコチに載っているコマンド
$ wget -O - https://github.com/OpenMediaVault-Plugin-Developers/installScript/raw/master/install | sudo bash
を試すと、参照記事では Webから必要パッケージをダウンロードしてインストールするのに 30分くらいかかると書かれているのに 30秒ほどで終了している感じ。特にエラーらしき表示は出ないが、参照ページによればインストールが完了したら自動でリブートして、他の PCのブラウザからローカルの IPアドレスを指定すれば <OpenMediaVaultの設定ページが表示される>となっているが、その IPアドレス(192.168.1.xxx)をURLに指定しても「Refused」と拒否されてしまう。
何か手順が違ったのか? ともう一度 Raspberry Piの O/Sのインストールからやり直したが全く同じ。
もしかして Webのページの情報が古いのに、$ wget コマンドでは OpenMediaVautの最新の バージョンがダウンロードされてしまうのか?などとも思ったが、wget の指定先 URLを見ると githubのスクリプト名が指定されているだけで、そこにバージョンなどの指定らしき文字列は見つからない。どうしたものか?悩んだが、もう一度 Raspberry Pi イメージャーアプリの最初の指定を見直したら、デバイス(Raspi 4)と O/Sバージョン( OS x64 Lite)、メディア( SD Card)を指定した後の確認画面で、「OSのカスタマイズを適用しますか」という確認があって、「設定を変更する」「設定をクリアーする」「はい」「いいえ」が選べるようになっている。今まではいきなり「はい」を選択していたが、試しに「設定を変更する」を選んで、ユーザー名やパスワード、WiFi設定などを入力してから「はい」を選んでみた。
結果、上記 wget コマンドが正常に実行されたようで、30分ほどかかって Raspberry Pi が自動で再起動した。そこで Raspberry Pi のローカル IPアドレスにブラウザでアクセスしたら、参考にした Webページにあったとおりの ログイン画面が表示されて、やっとユーザーの設定やストレージの設定画面が表示できた。
その後、IP設定をいじっているうちに何か操作を誤ったのか? 突然 Raspberry Piがネット接続できなくなった。つまり OpenMediaVautの設定用 Webページに接続できなくなって、sshも接続できずに手も足も出ない状態。焦ってあれこれ検索しまくったら、RasPiのターミナルから sudo omv-firstaid というコマンドを叩けばネット(IPアドレス)関連の設定が出来ると分かって一件落着。
もう一つの収穫は、安いので Amazonでついポチッてしまったモバイル用キーボード。VIBOTONというブランド名があるんだが、小型化してあるのでキーの数が少なくてキー配列が特殊。殆どのキャラクタは印刷通りだが「|」(パイプ)とか「_」(アンダーバー)が何故か入力できない。中華製品らしく取説は小さな紙切れだけでキー配置の情報はなくて参考にはならない。あれこれ検索した結果、O/Sの言語/地域設定の中にあるキーボードの設定を 英語(us)などに直せばいいらしいと判明(最初の設定でもそれは探したがその時はあまりしつこく探さなかったので「Ja」になっていた)。実際には $sudo raspi-config コマンドで設定を開いて 5. Localisation Options を選択した先の 1.3 Keyboard のところでキーボードメーカー(取り敢えず Acer Airkey にしてみた)を選んだらその先で English(US) が選べて、それを設定したら キー名の印刷の通り 「Shift」 + 「−」で 「_」が、「Shift」+「\」で「|」が入力できるようになった。ターミナルからファイル名などを入力する際は「_」が必須なので一つお利口になった。
しかし、ブラウザから OMVの設定は出来るようになって、USB接続した 1TB SSDのフォルダーを共有設定したが、なぜかまだ他のPCからそのフォルダーにアクセスできない? もうしばらく格闘しないと。